「 ゴルフブログ 」一覧

スインガーとヒッターにおける諸考察

こんにちは!佐田です。

今回はちょっと小難しい問題について考えてみたいと思います。ちょっと初心者の方には、難しい内容ですが、できるだけ分かりやすく書いていきたいと思いますので、どうぞお楽しみください。

さて、今回のテーマは「スインガー」と「ヒッター」に関する考察です。この分類について、そもそも明確な線引きではなく、イメージ論というか見る人の感覚による部分が大きいと私は考えています。とはいえ、私も自分なりのスインガーとヒッターの分類なので、そこについては敢えて異論を申し立てることはしません。

まず、私は自分が「スインガー」であると考えています。そもそも、スインガーとヒッターの差は、私はスイングにおけるインパクトのプライオリティにあると思います。スインガーにとってインパクトはあまり重要ではありません。大げさにいうと、インパクトを作らないのがスインガーです。私はスイングにおいて、インパクトを極力作らないスイングを目指していますので、スインガーだと思うのです。対してヒッターは、インパクトがかなり重要です。インパクトが結果を決める、極端に言えばインパクトさえ合えばいい、というのがヒッターです。

 

さて、これはどちらがいいか、という事でもなければ、極端にスインガー、極端にヒッターというわけでなく、バランスの問題でもあります。ただ、最近色々な方に出会ってスイングとシャフトの関係を考察した際に、すごくシンプルではありますが「スインガー=柔」「ヒッター=硬」という図式が見えてきました。

スインガーは柔らかい、つまり振動数の少ないシャフトを使うことで飛距離を稼いだり、タイミングよくスイングができます。また、撓り戻りがシャープなタイプより粘るタイプが合う事が多いのです。ヒッターは、よりシャープなしなりが合います。振動数が多いシャフト、撓り戻りの早いシャフトとの相性が良く、しっかりと叩ける感覚があるようです(あくまで私の感覚ではありませんが…)

 

で、最近のスイングのトレンドはヒッターな気がします。特にPGAツアーの選手は、インパクト重視のスイングが多いと感じます。しかし一方で、シャフトは柔らかくしっかりしなるモデルが増えているのが現状です。そんな中、選手は契約等の問題でこうしたシャフトを使用しなければいけない場合もあります。そこで、最近よく見かける「短尺」という選択が増えてきたのではないでしょうか?

私のようなスインガーは長いシャフトでも心地よく振れます。しかし、ヒッターはそうはいきません。短尺にすることでしなりのタイミングをシャープにし、対応していると思うのです。

 

と、以上が私の見解でした。クラブの専門家から見ると「違うぞー」という点もあるかもしれません。あくまで私がレッスンを通して感じたことや思ったことですので、温かい目で見て頂けると幸いです。

ちなみに、あなたはどっちですか?




ヘッドアップはウソ?

お久しぶりです、佐田あつのりです。しばらく更新が滞っておりましたが、これからしっかり活動を再開していきたいと思います・・・。

さて、みなさんは、ヘッドアップという言葉をご存じですか?
周りの上手な方から「ヘッドアップしている」と指摘された経験のある方も多いのではないでしょうか。今回のブログでは、このヘッドアップについて考えていきたいと思います。

そもそもヘッドアップって何?

そもそも、ヘッドアップとは何か、について最初に考えます。ヘッドアップとは・・・

「インパクト前に顔がターゲット方向に向いてしまうミス」

と一般には認識されています。このミスは初心者~中級者に多いとされていて、レッスンや、アマチュアゴルファー同士のプレーにおいて、結構指摘されることの多いミスの一つです。

では、実態は?

私も実際に、何度もヘッドアップを指摘され、その解決策として「ボールをよく見る」という方法を試しました。しかし、実際それによって改善することはなく、度々ミスショットの度に「ヘッドアップだったね」と言われていました。そんな経験をお持ちの方も多いかと思います。

その後、ゴルフコーチとしてレッスンをする中で、「ヘッドアップ」のような方を見かけてはヘッドアップを指摘したのですが、ある日スロー動画でスイングチェックをしてみました。

すると、ヘッドアップと思われていた生徒は、インパクトまでしっかりボールを見ていたいのです。これはどういうことでしょうか?




本当の原因は?

では、ヘッドアップの本当の原因は何なのでしょうか。多くのヘッドアップを疑われる方を分析すると、「右足体重になりすぎたインパクト」が原因であることが分かりました。右足体重のインパクトが、瞬間的に顔が上がったインパクトに見ていたのが原因だったのです。

私が見てきた経験上、ヘッドアップが改善点、という生徒の方の8割近くが、しっかりインパクトでボールを見ていました。そして、体重移動を改善することで、修正ができたのです。

何故ヘッドアップと言われる?

そう考えると謎が残ります。何故ヘッドアップという言葉がここまでまん延したのでしょう?そもそも「ヘッドアップ」を提唱した人が誰かは分かりませんが、どうも和製英語ではないかと思われます。(ちゃんと調べてません。ゴメンナサイ)

ヘッドアップは、残念ながら良くも悪くもとても便利な言葉なのです。アマチュアゴルファーが初心者を指導する際、何となく見た感じそれっぽいということで「ヘッドアップ」を指摘してしまうのです。また、残念ながら一部のレッスンプロも、具体的に悪い部分が見つからない時の常套句としてヘッドアップを使っている現場も過去に見たことがあります。

さらに、この言葉は教わる側を何となく納得させる力があり、さらに広がってしまったのではないでしょうか。

ヘッドアップは、正しく認識(自分のスイングも含め)し、改善することで案外簡単に治ります。ヘッドアップで長年苦戦している方は一度目線を変えてみてみるのがいいのではないでしょうか?


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ゴルフショップの未来を考える

昨年、米ゴルフショップチェーン最大手「ゴルフスミス」が破産するというニュースがありました。このニュースは米国のみならず、世界中のゴルフ市場に大きな衝撃を与えました。

近年あまり良いニュースがないゴルフ業界において、ゴルフショップの展望について少し考えてみたいと思います。

ゴルフスミス破産

昨年9月、ゴルフスミスは破産法を適用し、事実上の破産となりました。多くのメディアでは「ゴルフ人口の低下」「ゴルフ人気の低下」を理由として挙げています。

しかし、本当にそれが理由なのでしょうか?私はそんな単純な理由ではないのではないか、と考えています。

ゴルフ用品の購買行動

ゴルフ用品の購買行動について考えてみたいと思います。次の表を見てみましょう。

少し古いデータですが、この表は、EC(インターネット販売)での消費行動の推移です。これを見るとかなりの勢いでECが売上を伸ばしているのが分かります。この流れはさらに加速していると考えられます。

これは、ゴルフ用品についても例外ではないと考えられます。すると、ただでさえゴルフ人口が減少傾向で市場規模が縮小している中で、この流れが実店舗を多く持つゴルフスミスにとっては大変厳しい状況だったと考えられます。

日本のゴルフショップの今後

日本のEC伸び率は米国に比べると少々穏やかです。しかし、確実にECが勢力を伸ばしているのは確かですので、日本でも実店舗を多く抱えるゴルフショップについては大変きびしい状況と言えるでしょう。

そこで、ゴルフショップは「ネットでは手に入らない価値」を追及していく必要があるのではないでしょうか。ネットでは、ゴルフクラブを手に取ったり、実際に使ったりすることはできません。また、ただ買い物をする場所だけでなく、行って楽しめる場所になることも大切でしょう。

今後さらに魅力的な店舗作りで、ただクラブを並べて販売するショップから脱却することが大変重要なのではないでしょうか。


ワンレングスアイアンを解説

この記事に辿り着いた方なら既にご存知でしょうが、あのEDELゴルフから、ワンレングスアイアンが発売されます。また、コブラからは一足先に発売もされました。
『シングルレングス』が正式名称ですが、あのデシャンボーで密かな話題となっているワンレングスアイアン、果たして実力はいかほどなのでしょうか?

スペックの特徴

やはり何と言っても、クラブの長さが全て一定、これに尽きます。ありそうでなかったアイアンなのです。
基本的には、7~6番アイアン程度の長さに仕上げますので、ロングアイアンがかなり簡単になります。

次に、今回のアイアンの特徴として挙げられるのは、クラブ重量です。ヘッドは最大で276g、さらにシャフトは最大110gのセッティングです。どんなに重くしても、グリップ込みで420g程度、全て6~7番アイアンくらいの重量に仕上がります。
重量が全て一定である事に最大の意味があります。ワンレングスアイアンは『一種類のスイング』がコンセプトなので、重さも揃える事で、真に一種類のスイングを実現しようとしているのです。

どんな人に合うの?

やはり一番は、ロングアイアンが苦手なアマチュアでしょう。今回のアイアンは3番アイアンまでラインナップされていますが、十分使える可能性があるのです。

逆に、今のクラブに対応するシングルプレイヤーはわざわざ使う必要は無いかも知れません。ワンレングスアイアンは、スイングも少し変える必要がありますから、リスクも大きいのです。

本当に飛ぶのか?

これが気になるところです。
特に長い番手がどうなのか。気になりますね。その辺りを解決するのが、今回イーデルゴルフが搭載したオリジナルシャフトのようです。実打はしていませんが、飛距離問題を解決するシャフトになっている事は間違い無いようです。

ゴルフは新しい時代に突入しようとしています。ワンレングスアイアンは、その象徴になる可能性を秘めています。また、同時に新しいスイングもそれに合わせて必要になるはずです。

ゴルフ業界全体が、新しい方向に向かって進み始めているのかもしれません。

 

あ、余談ですが手ごろにシングルレングスアイアンを試してみたい方はこちらを使ってみてはどうでしょうか?ヘッドのみの販売ですのでお近くの工房でシャフト組みが必要ですが・・・。あ、もちろんご相談いただければお作りしますよ!

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ゴルファー必見!ミニゴルフ徹底解説!

最近私がSNSにてよくアップしている「ミニゴルフ」というスポーツですが、皆様はもう体験されましたでしょうか?恐らくまだまだ知らない方、プレーされたことのない方も多いこのスポーツ、一体どんなスポーツなのか、皆さん不思議ですよね。

そんな、まだミニゴルフを良く知らない方でもミニゴルフが良くわかる解説を今回はお届けしたいと思います!

ミニゴルフの歴史

ミニゴルフのスタートは今から150年近く前、1867年にセントアンドリュース(ゴルファーにはお馴染み、ゴルフ発祥の地)にてゴルフのパッティングだけを取り出した専用コースを整備したのが起源とされています。

当時は本物の芝生の上でパッティングをするスタイルでしたが、20世紀初頭には人工素材(カーペット)を用いたコースが登場し、その後第二次大戦前までにアメリカで150以上のコースが登場しました。

そのコースを目にしたスウェーデン人が母国にミニゴルフを持ち帰ったのですが、これが現在のミニゴルフとなっています。スウェーデンから広くヨーロッパ、オセアニアへも広がりを見せ、現在ではプレイヤー人口が全世界で2000万人ともいわれ、これはラグビーとほぼ同等の人口です。

ミニゴルフという競技の概要

まず、ミニゴルフで使用する道具はパターとボールです。ミニゴルフには18のレーン(ゴルフで言う「ホール」)があり、各レーン全て規定打数が2打となっています。(ゴルフ的に言うとPar2)レーンの種類は大きく分けて2通りあり、「ミニチュアゴルフコース」と「フェルトゴルフコース」があります。

1、ミニチュアゴルフコース

ミニチュアゴルフコースは、表面が防水加工されたファイバーコンクリートになっています。ルール上、レーンの上に足を踏み入れることができないので、コースの境界(フェンス)の外からストロークを行います。

2、フェルトゴルフコース

フェルトゴルフコースは、表面がフェルトになっています。こちらはレーンの上に足を踏み入れることが可能になっていますが、ミニチュアゴルフコースより全体的に距離が長い仕様になっています。

これら2種類のコースで、スコアを競い、より少ないスコアでターゲット(ゴルフのような穴になっている場合もあれば、その他のターゲットもあります)にボールを入れた人が勝者となります。
そして、レーン上には様々な障害物が配置されている場合があります。それらの障害物もクリアしながらターゲットを2パット以内に狙わなくてはなりません。

ミニゴルフの魅力
1、超バリアフリーな競技

ミニゴルフはパターで専用ボールを転がすのが基本です。これは幼児から高齢者、さらには障害のある方も全ての人が平等にプレーできます。年齢、性別によるハンデは一切必要無く純粋に技術や精神力を競えます。

また、基本のボールの打ち方を覚えればすぐにプレーができるので、ゴルフのようにコースに出る為に練習を積まなくても大丈夫。ここまで敷居の低いスポーツもなかなかありません。

2、奥の深さ

ミニゴルフは全ホールがパー2の設定です。競技としてプレーする場合、1パットを常に目指す為大変な集中力を要します。また、ホールによって難易度を下げるための補助具がありますが、これを外すと、方向性や距離感はかなり高いレベルを求められます。

コーチの私でさえ、ゴルフとは全く違う感覚に戸惑い、アジャストに苦戦します。とくに登りは急勾配が多く、ゴルフには無い大きなストロークが必要になります。

ギアの重要性

ゴルフも道具が占める魅力があるようにミニゴルフにもギアは大切な要素です。
ゴルフのパターと同じものを使用しますが、フェース面にラバーを貼り付けます。これは専用ボールを打つ際に適度な摩擦を得るためです。

そしてボールも、数十種類のものがあります。サイズ、重さ、弾み具合、表面の質感が様々あります。これは何故分かれているかというと、ホールによって最適な球を使い分けることで1パットの確率を上げる為です。

例えば、ボールを一度壁に当ててホールを狙う場合は弾むボールを選択しますし、とにかく真っ直ぐ打ちたい場合は軽くて弾まないものを選択します。ただし、ホールのプレー中に交換はできないので、ホールアウト後に変更することになります。

それに、パターもプレー中に交換ができます。今見ていると、ほとんど選手は1本でプレーしているようですが、今後ホール毎、さらにはショット毎に違うパターを使用するパターンも考えられます。

競技レベル

18ホールをプレーするので、どんなに少なくとも1ラウンド18ストロークが最小スコアです。一般でプレーすると、ゴルフ経験者なら40~50ストロークが平均的です。

ところが、選手ともなると、20台のスコアが普通に出ます。さらに、世界選手権レベルだと、平均ストロークが19.5など、もはや外したら負け、といったような勝負になるようです。

上手な人でも1パットを続けるのは体力と集中力が必要になります。ゴルフと同じく、心技体が求められるのです。

コスト面

道具は無料レンタルもあります。買うとしたら、パターは専用パターが大体~10,000円、ボールが1個2,700~3,500円位です。ボールが割高に感じますが、無くさないのでゴルフボールよりよっぽど安いです。

パターはゴルフ用パターがあれば、フェースにラバー(1,000円程度)を貼り付ければ十分使えます。

最大の魅力

やはり最大の魅力は、幅広い層の人が一緒に平等に楽しめる事です。親子や、祖父母と孫のコミュニケーション、カップルのレジャーなど様々なシーンで楽しめるスポーツです。

そして何より安全。ケガの心配なく楽しめるスポーツですよ。

こんな素敵なミニゴルフ、日本では越谷と横浜にコースがあります。また最近では様々なイベントにコースを設置し楽しめるシーンも増えましたので、皆様も是非プレーしてみてくださいね。


野球経験者のゴルフレッスン~岡崎さんの場合~

今回のブログのテーマはゴルフレッスン。男性で「野球経験者」という方は結構多くいらっしゃいますよね。しかし、スポーツ経験があり運動スキルもあるのに、ゴルフは上手くいかないという方が多いのもまた事実です。そこで今回は、以前レッスンさせて頂いた、岡崎さんのレッスン模様から、野球経験者にありがちなエラーについてお伝えしようと思います。

 

今回の生徒、岡崎さん

岡崎さんはフィットネスインストラクター。ゴルフ歴が1年弱です。高校では硬式野球で、甲子園を目指して白球を追いかける、いわゆる高校球児でした。その後キックボクシングの経験もあり、スポーツクラブでインストラクターをしていたそうです。
ゴルフを始めたのは最近の事で、叔父がプロゴルファー。ということで、その叔父にゴルフを習った事が何度かあるそうです。今一番の悩みは「スライス」と「ダフリ」。100切りが目標みたいですが、なかなか切れないということで、今回レッスンを受けに来てくれました。

それでは、早速彼のスイングを見てみましょう。

パッと見た感じではとてもいいスイングですね。それは、岡崎さんの身体の使い方「体捌き」がいいから。さすがインストラクターという事もあり、フィジカルと体の使い方は抜群です。では、何が問題のでしょうか?

 

岡崎さんの問題点

さて、では岡崎さんのスイングの問題点ですが、それはクラブの使い方です。インパクトの直前の写真を見てみましょう。

このシーンでのクラブフェースの向きを見てみましょう。フェースがこの段階でまだ開いているのが分かります。つまり、岡崎さんはこの位置からインパクトまでの数十センチの区間でフェースを閉じてボールを真直ぐとらえようとしているのです。

しかし、冷静に考えてそれは難しいですよね。このことをまずは岡崎さんに伝え、岡崎さんと相談です。

相談の結果「できる限りフェースの動きを抑えてスイングする」ことにしました。では次に、フェースがどこで開くのかを確認です。

 

 

 

それではまずはハーフウェイバックから見てみましょう。この時点でフェースが背骨とずれています。つまり、この時点でフェースが開いているということです。
そしてそのままトップを迎えるので、左手首がやや甲側に折れた形になっています。つまりこの地点でフェースの開きを抑えることができれば、目的とするスイングが手に入るというわけです。
それではレッスン後の動画をご覧いただきましょう。

 

岡崎さんレッスン後


まだまだ課題は多くありますが、1セッションでの変化としてはかなりのものです。

スイングのスタートからすでにフェースオープンの状況になっていたので、できるだけフェースを開かない形を目指しました。インパクト直前のシーンでのフェースの向きはかなり改善されているのが分かります。
実は、このフェースの問題が野球出身者にとても多い問題なのです。

野球のバッティングのトップオブスイングで、ボールを待っているとき、スイングを始動する直前に左の手首は甲側に折れる形が非常にポピュラーです。バッティングが得意な人ほどこういう傾向がありますが、これはスイング中にフェースを開く動作に繋がり、結果スライスで悩んでしまうのです。

岡崎さんの場合、自分の身体をコントロールする術に長けているため、1回のレッスンで動作の改善が見られました。ただし、こうしたコントロールが苦手な人の場合、一つずつしっかりとケアしていかないと改善につながらない場合もあります。
もちろん、適切な指導をさせて頂ければ、必ず改善できます!

岡崎さんはとても器用でしたので、コックの正しい形、インパクト時のポジションを確認すると『難しいー』と言いながらもしっかり改善できてきました。もちろん、継続して練習が必要ですが、その場ではスライスはかなり減りましたよ。

 

さいごに

今回は野球経験者かつゴルフ経験者の場合のレッスンをご紹介しました。野球経験者によくあるクセの一例でしたが、もちろん全ての人に当てはまるわけではありません。一人一人状況や個性がありますので、そこに合わせた指導が上達のカギです。
しかし、もしあなたが今回の生徒と同じようなクセをお持ちでしたら、きっと改善の手がかりになるのではないかと思います。

今年も残りわずかです。来年も、「分かりやすいレッスン」を第一にお伝えしております。
必ず上達が実感できるレッスンをお約束しておりますので、来年もぜひよろしくお願い致します!!




試打してみました。テーラーメイド&ホンマ

blog014
あまり試打インプレッションはしないのですが、今回ちょっと時間ができたのでやってみました。結構ネットを見るといろいろなインプレッションが出回ってますし私のもその中の一つですが、結構いい対比(たまたまですが)になったのでご紹介いたします。

試打をさせて頂いたのは、ビックカメラ赤坂見附店様。いや、単にお客として入って普通に試打しました。あんまり長いこと居座っても営業妨害になってしまうので、30分くらいで試打させていただきました。
試打に選んだのは、「テーラーメイド社のM1とM2」「本間ゴルフ社のTW737の455㏄と460㏄」です。特に理由はありませんでしたが、何となく目についたので選択してみました。

テーラーメイド社の2本

まずはテーラーメイドから。M2からです(今回試打したのは9.5度S)。最初はかるーくHS40m/sくらいでのスイングです。つかまりはなかなかいい感じです。10球程度打ちましたがBS60m/s前後、230~240yにしっかりとボールが集まり、ちょっと右に抜けたかなぁ、と思ってもさほど右に切れてはいないのが印象的でした。

次にM1です(9.5度S)。M1はM2のように軽く合わせていくと・・・あれ、ちょっと捕まりが強くなりすぎたり、スピン量が1000回転を割ってドロップしてしまいます。飛距離も200y前後。少し期待外れと思いきや、少し出力を上げて、HS44m/s平均でショットしてみると、一気に球筋が良くなりました。スピン量は相変わらず少な目(2000回転までいかない)でしたが、最大飛距離265yとまずまずの結果でした。捕まりすぎるボールはなく、狙い通りのややフェードでした。

本間ゴルフ社の2本

「熱意系」でお馴染みの本間ゴルフの1本目は455㏄のモデルから(9.5度ヴィザード赤65S)。ゆったりスイングではややシャフトのハードさを感じるものの打感はテーラーメイドの2本以上。しっかり叩いても左に引っかかる感じはありません。ただ、操作性が高いので、捕まえようとすれば捕まるかなーという感じです。結構上級者向けな気もします。

そして460モデル(10.5度ヴィザード緑55S)。ゆったりスイングですごくいいフィーリングです。スピン量は全体にちょっと少な目。そんなに捕まりがいい感じではないかな。スピードを上げていくと、急に先端の頼りなさを感じましたので、こちらもHS40m/sくらいで振るのに最適、といった感じでしたね。

data

総評です

それぞれ特徴のある試打となりました。全体的な感覚で言うと「テーラーメイド=やさしい」「本間=操作性」の印象です。その他一番印象に残ったのは、少し軽めに振った時のM2のスピン量。2300回転程度に全部まとまって、一番安定感がありました。ミスヒットしてもスピン量のズレが少なく高い安定感がありました。ドロップが不安な人にはいいと思います。

 

【テーラーメイドM1】
m1
・ヘッドスピードが遅いと安定感イマイチ
・全体的に低スピン仕様
・打ち出し角は標準的

 

 

【テーラーメイドM2】
m2
・平均的なスイングスピードの方に最適
・比較的多めのスピン量で安定
・打感はイマイチ

 

 

【本間TW737・460緑】
tw737_460
・捕まりはイマイチ
・スピン量は少な目
・振りやすさを感じるシャフト

 

 

【本間TW737・455赤】
tw737_455
・ヘッドの操作性高い
・スピン量は少な目
・HS44~なら楽しく振れそう

 

 

 

こんな感じでしょうか。すみません、こういうインプレッションを書くの、実は初めてなもので。これからもタイミングがあればこういう記事をアップしていきたいと思います。


ゴルフ上達をビジネス的に考える

blog014

あなたがもし、ゴルフが上達したいと思ったとき何を始めますか?近所の練習場へ、とりあえず練習に行きますか?それともゴルフスクールに通いますか?

でも、これを仕事に置き換えて考えてみましょう。例えば、あなたは自分の会社の商品を売り出したい。その時どのようにしますか?「とりあえず知名度が低いから、テレビCMとかバンバン打てばいい」と決めつけて広告費を使う、というような事はほとんどないのではないでしょうか。広告を打つにせよ、例えば販促をかけるエリアや、ターゲットや内容などしっかりと考えて吟味して広告を行うはずです。

しかしいざゴルフになると、優秀な経営者でさえそのような考えをもってゴルフに取り組んでいないことがしばしば・・・。そこで今回は、ビジネス手法を応用したゴルフ上達のためにプランニングをご紹介したいと思います。

 

ステップ1「明確なゴールを決める」

まず上達をするために一番大切なのは、「ゴール」を明確に決めることです。ビジネスで言えば「売上」。つまり結果、というやつです。ゴルフにおける結果は当然スコアですよね。目指すスコアを決めることが上達の第一歩。自分の現状を元にターゲットとするスコアを決めましょう。

目標のスコアは、分かりやすいように、パー72から、18刻みで決めていきます。つまり、72、90、108、126です。このうちあなたの平均スコアから最も近く、自分のスコアよりも良いものを選択するといいでしょう。

 

ステップ2「KGIの設定」

目標スコアが決まったら、次はKGIの設定です。KGIというのは「Key Goal Indicator」のことで、目標を達成するために必要な指数や数値のことを指します。例えば、ある部署で月間100万円の売上を達成することを目標とした場合、各担当者毎に売上目標を割り振ると思います。Aさんが40万円、Bさんが30万円、Cさんが20万円、Dさんが10万円。全ての担当者が目標を達成すれば、部署の売上目標は達成できる、というわけです。

ゴルフにおけるKGIは、各目標スコアを基準に決めていきます。

72:2オン2パット

90:3オン2パット

108:4オン2パット(3オン3パット)

126:4オン3パット

これがゴルフにおけるをKGIです。驚くほど簡単ですが、例えば90が目標スコアなら「確実に3打でグリーンオン(パー4の場合)する」ショットと「確実に2パットで終われる」パッティングを身につけることがKGIとなるのです。

 

ステップ3「KPIの設定」

その後、各KGI項目に基づいたKPIを設定します。KPIは「Key Performance Indicator」のことです。先ほどの話で言うと、Aさんは40万円の売上目標の設定がされています。そこでAさんはE社への営業で20万円、F社で10万円、G社で10万円の成果を目標とします。これがKPIの設定です。

ゴルフの話ですが、先ほどショットとパットの打数をKGIとしましたが、KPIでは、そのショット数を達成するために「ティーショット」「セカンドショット」「アプローチ」の3点の目標設定をし、パッティングも目標設定をします。

例えば、108が目標スコアだった場合、ショットとパットの現状の得意苦手によって選べばいいのですが、KGIを4オンと2パットに設定したとしましょう。すると、「ティーショット」では、OBにならない程度に打てれば、150ヤード安定して飛べば問題ないでしょう。次にセカンドショットですが、グリーンオンするアイアンショットは不要です。120ヤード打てるクラブがあり、それなりの方向にボールが運べればOKです。アプローチはグリーンまわりの花道やカラーからどんなクラブでもいいので、平均5m以内に寄せるショット、それ以上の距離からなら、とりあえずグリーンに乗る程度のショットでOKです。パットについては先ほどアプローチで、グリーン周りから5m以内と設定したので、5m以内から確実に2パットで上がれればいいわけです。

もちろんこのスキルは、ゴルフ場で発揮できるスキルでなくてはいけません。練習場で出来るのとはまた違いますので、気を付けましょう。

 

ステップ4「タスクに落とし込む」

最後にKPIそれぞれについて、タスクレベルに落とし込みましょう。これもビジネスの話から考えてみます。先ほどAさんは、E社、F社、G社の3社で売上達成を計画しております。そこで、E社の担当者へのプレゼンの資料作成、プレゼンのアポ取りをします。F社についてはほぼ契約までこぎつけているので社長との打ち合わせの予定を決めます。G社は契約が終わっているので、製造部門に商品の準備を指示します。

このように、KPI達成のための具体的なアクションがタスクというわけです。

ゴルフにおけるタスクは、ずばりどんな練習をするか?ということです。先ほどのKPIに落とし込んだ時、もしかしたらすでに達成できているKPIもあるでしょう。しかし、目標が達成できていない、ということはどこか不足する部分があるはずですから、不足分を補える練習をするわけです。例えば、パッティング、5mを確実に2パットで上がれない、ということは、5mのファーストパットの距離感が不安定だということですから、より距離感を磨かなければいけません。グリーン周りのアプローチが5mに寄らないのであれば、寄るように練習をしますよね。

 

最後に

このようにゴール設定から最終的なタスクまできちんと落とし込みをした上でゴルフの練習をすることで、あなたのゴルフはもっと目標達成に近づいてきます。「ゴルフが難しい」と言われる所以は、ゴルフに求められるスキルが多岐にわたるため、きちんとマネジメントしなければうまくいかないからなのです。でも、会社ではこうしたマネジメントを実施し、結果を出している人でもゴルフになるとこれを応用できないのは大変残念です。きっと私よりもこうしたマネジメントが得意な方はたくさんいるはずなのに、です。

思い当たる節がある方は、ぜひ一度こうした考え方をトライしてみてください。そこで、今回このブログを読んでいただいた方にこの「ゴルフマネジメント」を実践するために大変便利な管理シートをプレゼントいたします。実際自分で記入してみて、ゴルフ上達に是非活かしてみてください。

ゴルフマネジメントシートはこちら

 

また、KPIやタスクの設定は、セルフチェックだけでは難しい場合もあります。ですので、このシートを元にKPIとタスクを決めるためのレッスンも随時受付しております。通常のパーソナルレッスンを1回だけ申し込んでいただき、その旨をお伝えいただければ、喜んで対応いたします!

レッスンのお申込みは、メール、もしくはFacebookからどうぞ。


ゴルフコーチとクラブとプレイヤー

blog012ゴルフは一人では上手くなれません。逆に、多くの人たちに関わってもらうほどに上達のチャンスは広がる、と私は確信しています。しかし、実際にどのような形でかかわり、ゴルファーの上達につなげていくのか、という点は実際に体験してみないと分からない部分が多いのも事実でしょう。

そこで今回は、数日前に実際にゴルフ工房と協力してクラブリメイクをした例を基に、具体的にどのようにスイングづくり、クラブづくりをしているのかご紹介しましょう。

 

今回のゴルファー

今回クラブリメイクを行ったゴルファーは、女性のSさんです。彼女はゴルフスクールで数年レッスンを受けてきており、スイングの基礎はかなりできてきていました。しかし、長い期間インサイドからクラブを入れる指導を受けてきたため、ダウンスイングで必要以上に右肩が下がり、現状はインサイドからあおり打つスイングになっていました。

私のコーチング当初、コースでの悩みはダフリ。これこそあおり打ちによるものです。さらに問題だったのはドライバー。彼女のスイングスピードは速く、当たればキャリー200ヤードも狙えるスイングの持ち主です。しかし、男性用シャフト、しかも46インチのクラブを使用していたため、あおり打ちがさらに極端になりプッシュスライスが止まらないという状況でした。

レッスンではまずこのインサイドアタックの修正を中心に行いました。しかし、このシャフトの長さが相まって、ドライバーだけはなかなかスイング修正が思わしくない状態だったのです。

 

ゴルフ工房、吉井店長との相談

そこで私は、地元でお世話になっているゴルフ工房バーンの吉井店長を訪ねました。Sさんのスイングの状態、クラブの長さに関する問題点を話し、様々な方法を検討します。その結果、46インチのシャフトを45インチくらいまでカットして、そのクラブでスイング修正を進めるべきという話になりました。

その話はすぐにSさんに伝えます。Sさんにもその話をご理解いただき、納得した上でクラブをお預かりして、工房でシャフトカットを行いました。

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今後の展望

シャフトは最終的に44.75インチに落ち着きました。クラブが変化することで、スイングもおのずと変化してくるでしょう。現在のところまだインサイドからクラブを入れすぎるクセが治りきっていないため、当面はこれらのクラブでスイング軌道を中心にスイング調整を行っていきます。

そして、スイングが落ち着いてきたタイミングで再度シャフトの合う合わないの判断をしましょう、とSさんとはお話しています。クラブが変わるとスイングもかならず変化するものなので、焦らずに判断することが大切かな、と私は考えておりSさんともそのあたりしっかり共有して進めることができていると思います。

 

最後はやはりコーチと、ゴルファーと、工房。この3者がしっかりとした信頼関係の元一体となって取り組んで行くことでゴルフ上達は加速し、ゴルファーをより高いレベルへ導いてくれると信じています。今後より多くのゴルファーの方とこうした信頼関係を築き、クラブ選びとレッスンを同時に体験していただければ、と思っています!

 

【私がレッスンをしているのはこちら!】※土日祝のみ

【クラブカスタムにご協力いただいた工房はこちら!】


デシャンボー選手、初日棄権に関するまとめ

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先日、ブリヂストンオープンにおけるデシャンボー選手の棄権について私が見た事を述べました。その記事について様々な反響やご意見を頂くとともに、新しい真実や違った視点も寄せられました。
この件については、私だけでなく日本のゴルフを愛する全ての方に考えて頂きたいと思い、改めて情報を整理したいと思います。

また、先日の記事をまだご覧になっていない方は、こちらをお読みいただければと思います。また、本件については寄せられた情報と私が見たものを元に構成しております。予めご理解の上お読みください。

 

ハーフ終了後

私は、1番ホールの小屋の前でデシャンボー選手が大会運営スタッフを呼んで何やら強い口調でクレームを入れていると書きました。当時試合に出場していたプロから、あのクレームの内容は『待ち時間が長いので、ドライビングレンジを使用させてほしい』という内容だった、との情報がありました。話の流れから、大会運営スタッフがその申し入れを断ったので、その後『こんな事は他の世界中のどこのツアーでもあり得ない』という言葉(私が現地で聞きました)になったのでしょう。ただ、その後デシャンボー選手の姿はティーオフまで見えませんでしたので、もしかするとドライビングレンジで練習をしたのかもしれません。彼がティーオフまで何をして過ごしたのかは不明です。

次に、他の出場選手から1番ホールの小屋の前でデシャンボー選手について話を伺うと、『大変気性が荒い』との事でした。具体的に前半プレー中に何があったかは聞けませんでしたが、そう思わせる言動があったのは間違いないようです。

 

1番ホールから2番ホール

彼はティーショットを右に曲げてOBとしました。記者発表では、そのショットで背中を痛めた、との事です。私が見ていた限りの印象は違います。デシャンボー選手が背中を気にする素振りを見せたのは2番ホールのティーショットからでした。1番ホールのプレーをずっと見ていましたが、全く分かりませんでした。ただ、これは私が見ていた印象ですので、本当は痛かったが我慢して隠していたのかもしれません。

次に打ち直しの4打目以降です。先日の記事で詳細には触れませんでしたが、宮里選手が左に大きく曲げて2打目を左ラフまでようやく出したところでデシャンボー選手は4打目を左ラフから打ち出しました。しかしバンカー手前の左ラフ。宮里選手が3打目地点に到着し、堀川選手も右ラフの2打目地点で待っているにも関わらず、5打目を何故かロブショットでショートし、バンカーを超えず。さらに6打目もそのまま続けてショットしてグリーンオン、という結果でした。
ルール上先に打つことにペナルティはありませんが、マナーとしては頂けないと言えるでしょう。

そして、グリーン上でのジェスチャーが見受けられました。いくつかの見解、情報では、あのジェスチャーは彼のマネージャーに『これ以上プレーできない』という事を伝えた、ということでした。仮にそうだとして、グリーン上でギャラリーが見つめる中やる事ではありません。日本ではあまり使わないジェスチャーですから、彼も使ったかもしれませんが、やはりマナーとしては悪いと言わざるを得ません。

最後に彼を見たのは2番ホールのティーショットでした。やはり右に曲げて、打ち終わった後から右の背筋を気にする仕草が見受けられました。そして彼らの組を見送った後、6番ホールで彼らの組に当たった時にはもう彼の姿はありませんでした。

 

私が記事で述べたい事

私はデシャンボー選手のファンです。彼の才能、偉業、ゴルフに対する取り組みは称賛に値します。だからこそ、今回の棄権についてはそこに至るまでの部分も含めきちんとオフィシャルに謝罪をしてほしいと考えています。

また、プロゴルファーである以上、自分が生活できる事に対する感謝の気持ちがあればこのような事態にはならなかったのではないかとも思っています。私もゴルフを生業にする人間です。レッスンを受けてくださるアマチュアゴルファーの方、ご協力いただけているゴルフ工房、ゴルフ場、そしてゴルフそのものに対する感謝の気持ちは常に忘れてはならないと自分自身に言い聞かせて日々生きております。

 

デシャンボー選手という若き才能が、これから世界のゴルフ界を盛り上げる存在になっていく為にも、彼の自制心の向上を望む所存です。




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